期末のレポート課題が全て論文の要約で笑った話
1月は学生が徐々にゾンビになるひと月です。
修士課程の中間発表が近づいてきたり、論文の登校準備に追われていたりと忙しい日々を送っている私の目の上でサンバを踊っているたんこぶ、それが期末レポート課題たちです。
論文の要約が授業の数だけ課されました。
テストじゃないだけマシなので嬉しいのですが、教授陣で何か申し合わせでもあったのだろうかと勘ぐってしまいます。
そもそも、大学院の講義は標準的な期末テストの時間(90分)ではどうにもならない問題を扱っている事が多いですし、最先端のトピックを理解するための発展的な法則を学ぶことが中心です。
テストを作って(問いを立てて)それを解かせると、ちょっとした論文を各作業になってしまいます。
そんな事は不可能なので、最新のおもしろいトピックを自分で探し出して、人に伝えられるレベルまで理解するという課題で講義の理解度を測ってくださるのだという事ですよね?教授様たち?
課題の意義がわかるとかなり楽しい課題なのですが、決定的な弱点が一つありまして。
論文を読むっていう作業それ自体は誰でもできてしまうわけです。
つまり、講義を全て寝ていてもなんとかなるんですね。
大学院の講義で学生のモチベーションが妙に低いなと最初に感じたのは、みんな最後のレポートの内容を知っていたからかもしれないなと今更ながら思っていたりします。
さぁて、次の(研究に全く関係ない)論文読むぞ〜〜